スポーツ

(ある人の掲示板に掲載した内容です)

 

最近のバレーボールの全日本って、

私たちが小学生、中学生の頃とは違うみたいですね。

回転レシーブで東京オリンピックを制したり、

男子では、森田、横田、おうこ・・・、猫田の職人セッター。

 

体操も柔道もそうだけど、今の大人のスポーツ界の活躍って、

昔のように子供たちの夢の対象になっているのか、なんてふと考えてしまいます。

 

昔、全日本の女子バレーで監督をしていたのが山田っていう人でね。

東京八王子の地主で、養子なんだけど(関係ないか)

八王子第○小学校の左脇の道を少し登って左に曲ると、

「山田の森」っていう小高い山になってて、

道の右側の奥にでっかい家があって・・・。

八王子実践高校の監督もしてたっけ?

全日本の運営がワンマン過ぎて汚職か何かで問題になり、

辞めさせられたのかな。その後に大林たちが首になり、

ヨーロッパのプロに入ってまた日本に戻ってきて・・・。

でも、やっぱり外国チームには勝てない。

 

柔道では講道館の建設でお金が必要になり、

昇段試験を受けに来た者をみんな合格させて、

段の登録料収入をあげたことがありました。

オリンピックに参加する全日本選手を選抜するのに、

全日本柔道連盟と、全日本学生柔道連盟が揉めて、

学生選手が締め出しをくって、オリンピックで勝てなかったり。

 

陸上では、マラソンのオリンピック選抜レースって言いながら、

結果を出した選手が選ばれない不透明な日本陸連。

水泳でも、選手選抜の不透明さが問題になり、千葉すずが訴えたり。

 

最近の日本のスポーツって、体質が問題にされることが多いですね。

 

お金を使って外国選手を呼んで、イベントを開催しても勝てない。

勝って当たり前っていう雰囲気があって、結果が出ない。

 

柔道のスポーツトレーナーの講演を聞いたことがあるけど、

「オリンピックでは勝たなくちゃならない」と強調していました。

勝つことが至上命令で、何よりもそれを優先するみたいな話でした。

昔は勝てるかどうかよりも、やってみたら勝っちゃった、

というのが多かったのかもしれない。

一度勝ってしまうと、その後は「勝って当たり前」という雰囲気が出てきて、

勝ちにこだわる。追う立場から追われる立場になると弱いんだね。

 

ついでに、オリンピックで言えば、

外国で開催されるオリンピックに参加する旅費って自己負担で、

日本の名前を背負ってはいても、援助はないに等しい。

勿論、トレーニングも自分のお金でやっていて、いざオリンピックに出て、

勝てば日本人の栄誉、負ければぼろくぞに言われる。

選手にしてみると、日本のためじゃなくて、自分のために頑張ったんだ。

それまで注目もしなかったくせに、勝ったあとでは扱いが違って、

日本人選手としてどうか、という話になるのはおかしい。

そんなに勝ちにこだわるなら、普段から選手個人の練習にお金を出し、

税金でオリンピックの参加費用その他を出せ。

勝ったら恩給を出すようにすれば、もっと勝てる。

それがないから、中国やロシア(ソ連)、ブルガリヤなどにかなわない。

アメリカも、勝てばヒーローで広告収入が保証される。

とかいう話があって、どこまで本当だかは知りません。

 

子供の漫画やドラマの世界も変って来て、

アタックナンバーワンや巨人の星のような、スポ根ものってもう流行らない。

努力とか根性で勝利するんじゃなくて、

今はタッチやヤワラのように、元々素質を持っているものが、

努力なしに勝って当たり前というストーリーが展開する。

そんな話を聞いたことがあります。

 

スポーツって、「やっていて楽しい」っていうのが基本の筈なのに、

いつの間にか

「勝って当たり前」っていう結果重視のものに変わってきたのかもしれない。

 

中学生のバレーが学校という枠ではなくて、

地域のサークルで活動するというのも時代の流れなのかな。

 

私なんか、根性とか努力の積み重ねができないタイプだから、

好きなことに打ち込んで、一生懸命にやっている姿を見ると

「頑張れ〜〜」と応援したくなります。

今しかできないことを、精一杯にやってください。

適当にさぼりながら、疲れない程度にね(笑)

 

なんだかまとまりのない内容になりました。

 

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