解説部屋　４周年　(21.7.4)


21年７月１日で丸４年が過ぎました。早いものです。
昨年の３周年からあっという間に１年。この１年も色々な出会いがありました。


マイク音量が大きすぎて困る
何件かこの相談がありました。
オーディオのプロパティを見てもらうと、マイクの設定内のブーストにチェックが入っています。
マイクブーストが有効になっていると、マイクから入る音を大きくする機能が働きます。
このチェックを外せば問題解決。
ご本人はここにチェックを入れた覚えはないと言います。
きいてみると皆さんスティッカムの経験があります。
スティッカムに接続されると自動的にブーストが入るようになっていて、
それが利用者に周知されていないようです。
スティッカムを利用してからyahooチャットに参加すると、ブーストのままなので当然マイクからの音は大きくなります。
自動的にマイクの設定が変更になってしまうのは困りものですが、分かってしまえば簡単。


自動リクエスト
そういうものがあるというのは知っていました。
知り合いの中に以前自動リクエストを経験した人がいてきいてみると
「どうしてもできない人が出てきて、それが何なのかを追求したけど分からなかった」という話でした。
私自身は使用するつもりはなかったので実際にどうするのかは知りません。
解説部屋で昔質問されたことがありましたが、できる人できない人が出てきてしまうものだし、
私自身が興味がなかったので「実際に使っている人に教えてもらってください」と返事をしていました。

それが昨年、たまたま知り合いがこれを使いたいという話が出ました。
その知り合いは一生懸命な気持ちが先走りして余計な操作までして失敗する、というタイプの人です。
まず私がやってみてどうかを確めてみてからが無難、と思って参考サイトを見ながらやってみたらすんなりとは行きません。あれこれやって何とかできるようになったけど、これは細かく説明しないと無理。
噛んで含んでまた噛んでという説明を口でするのは大変なので、実際の手順を解説するページを作る必要がある。
知り合いにその解説ページを見てもらって、設置ができた所で実際の操作方法を説明しないといけない。

ということでその知り合いに分かってもらうための解説ページを作りました。
出来上がってみたらこれが随分多くの文字数を使う内容だったので、
このままではもったいない、と解説ページに加えました。
内容の難易度的には高音質配信と同じレベルかも知れません。
どうしてもこれがやりたい、という目標が持てるかどうか。
それに向かって少しずつでも確実に作業が進められるかどうか。
どうしてもやりたい、という意志があればできるという内容です。

必要性があるからコツコツ作業をします。必要性がない人にとってはとても面倒な作業です。
これはパソコンに限った話ではなく、「好きだから」「必要だから」続けられるんだと思います。


よくある質問Q&A
解説ページの内容がどんどん増えて行って、キーワード検索ができないかと以前から考えていました。
フリーのCGIを探してみるとなかなか適したものがありません。
他のサイト経由で自分のページ内を検索するものはありますが、それだと不都合です。
あきらめていましたが今年になってまた探してみたら見つかりました。
よくある質問の中でキーワード検索ができるので、これで活用できそうです。
このQ&Aを設置した頃や設置後に質問されたこと、それから以前からよく質問されていたことなどを掲載しています。
自分の解説ページを全て網羅するにはまだ時間がかかりますが、
少しずつ内容を増やしていければと思います。


フリー（無料）ダウンロード
知り合いが写真を同じ大きさに加工する必要があって、どうすればできるか、という話が出た後に、
その話を聞いていた別の知り合いがそのためのプログラムを作って上げました。
使ってみたらこれは便利。簡単操作。一人で使うのはもったいない、ということで、
解説ページで配布することになりました。
私もプログラムを作りたいとは思っていますが、難しいことは避ける性格なので実現しません。
他人が作ったものを提供するだけです。


電子工作
以前に、簡単にカラオケ状態にする回路を作って解説ページに加えていました。
内容は抵抗やコンデンサーなどの電子部品を半田付けして作るための回路図。
好きな人はこのページを見ただけで作れますが、やったことがない人には難しい内容です。
電子工作をやってみようと思う人がいても回路図だけでは無理かな、と思って、
実際の作業の詳細を図入りで補足してみました。

また、
ギターで弾き語りをする知り合いがいて、声にエコーをかけたいのでマイクアンプを使っています。
マイクアンプにカラオケマイクを接続し、このアンプからパソコンのマイク端子につなぎます。
カラオケマイクのスタンドは卓上の小さいもので、
アルペジオ（弦を１本ずつつま弾く演奏）で弾いて歌うのは問題ないけれど、
ストローク（じゃんじゃん弾き降ろす演奏）ではギターの音が大きすぎて歌が入らない。
カラオケマイクのスタンドをギター演奏用のスタンドにして口元にマイクを近づければ解決しそうだけれど、
スタンドを買うには値段が高いし、置き場所に困る。
カラオケマイクの代わりにヘッドホンマイクが使えればいいのに、これがマイクアンプには使えない。
何とかならないか、という話になりました。

そこで知り合いに相談して回路を考えもらい、部品を調達して完成。
実際に使ってもらって問題解決。
この回路、用途は色々あって便利なので、せっかくだから解説ページに加えることにしました。

私自身はオリジナルの電子回路を組むことはできません。
こう考えてみたけどうまく行かない。何が問題なんだろう、と悩んで詳しい人に教えてもらいます。


最近の解説部屋
部屋が不定期開催ということもあり、以前に較べると最近は音楽流しに関する相談は少なくなりました。
常連さんが集まっておしゃべりをしたり、それぞれが作業をして過ごすことが多くなります。

解説部屋でやりとりする中で
「こうできたらいいのに」というテーマが上がると、「どうやったらできるか」の話になり、
「なんでこうなるんだろう」という疑問が上がれば、「どう対処したら良いか」の話になります。
遊び半分の暇つぶしなので気楽に検討できます。
その結果、実現や対処ができたりできなかったり色々ありますが、人それぞれに得意領域があっておもしろいものです。



解説ページの更新内容　この１年

こうやって眺めると結構やってるな、と自分でも感心します。
どれも必要性があっての修正・更新です。



あとがき
毎年書いていることですが、解説部屋をこんなに続けるつもりはありませんでした。
いつまで続くか分かりませんが、これからも
「できるようになった人ができない人に教える」
を合言葉に、続けていこうと思っています。

成り行きで始めたこの部屋が４年も続いているのは、
利用して頂いている方々のお蔭です。
また、無責任な部屋主に代わって参加者に声をかけたり、質問に応対したり、
代理部屋を開いたりしてご協力頂いている多くの方に感謝します。

21.7.4　しばづけ



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