yahooメッセンジャー(MJ)終了  (26.2.12)



平成26年3月26日をもって、yahooMJのサービスが終了するそうです。
普段当たり前に使っているMJだけに、いざ使えなくなるとあらためて「MJは便利だったな」と気づきます。

yahooMJの魅力をまとめると、

無料で使える。
日本中、世界中の知らない人とリアルタイムでやりとりができる。

チャット部屋
用意されているチャット部屋が沢山あって出入りは自由。自分で部屋を作ることもできる。
やりとりは文字だけでなくボイスが使えるので、
文字入力が苦手な人、面倒な人にはボイスでやりとりができて便利。
込み入った話、PC操作の説明などの場面ではボイスが必需品。

pm
1対1のプライベートメッセージ(pm)ではボイスを使って電話代わりに話ができる。

オフメ
メッセージを文字で送って相手がログインしていなければ、
次に相手がログインした時にメッセージが表示されるので、メール代わりになる。
このオフラインメッセージ(オフメ)が使えるので便利。

ライブカメラ
XPではコマ送りの画像ですが、リアルタイムにカメラ画像を見せることができる。
PC操作でトラブルがあった場合、PC画面をカメラで見せることができるので便利。

など、こんなところでしょうか。


普段、当たり前のように利用していたMJが使えなくなるのは残念です。
yahooから重要なお知らせが表示されてから、
知り合いとの間では「これからどうする?」という話題がよく出ます。


不特定多数が自由に出入りできる場
MJが終了後、他のどこかで似たような場所はないか。

不特定多数が自由に出入りできるチャットで、ボイスも使える

という条件のものを探しましたがこれといってありません。

とりあえずは、
ボイスチャットはスティッカム。知り合い同士で連絡をするならスカイプ、ということになりそうです。
これらの欠点は、
スティッカムはページが重い。スカイプはオフメができない。

一番の問題は、スティッカムでは音楽の流し方を解説する必要性がありません。
高音質配信やPCの基本操作などについての解説はできますが、それをスティッカムでやるのかどうか。
これはまだ未定です。


不特定多数が集まれる場がないと、新しい出会いがありません。
知り合いだけで集まっておしゃべりをしてもいずれは話題はマンネリ化します。
色々な人が自由に出入りできるチャット部屋のような場所がやっぱり必要です。
MJ終了まであと1ヶ月半あまり。そうした理想的な場所が見つかるかどうか分かりません。


あっと言う間の12年
振り返れば、yahooMJは2002年から利用するようになりました。
いつの間にか12年が過ぎようとしています。早いものです。

私がPCを始めたのは2000年。43才でした。
2001年にniftyチャットを利用開始。
知らない人と知り合いになり、毎日のように文字でやりとりをして、チャットの魅力にはまりました。
当時、知り合いに教えられてMSNMJ、AOLMJなども利用しました。

2002年頃にMSNチャットが終わり、niftyチャットも終了になって、その後はyahooMJを利用開始。

yahooが用意した年代別(40代)の大部屋を利用して知り合いが増え、
2005年、今からもう9年前の夏ですが、
知り合いにチャット部屋で音楽を流す方法を解説するためのページを作り、
それを使って「音楽の流し方解説」のユーザー部屋を開きました。

最初は殆ど誰も来なくて、たまに知り合いがきておしゃべりをしていました。
その内「これができないんだけど」という質問をしに来る人が増えて、
分かる範囲で解説していました。

仕事の関係で定期的な部屋の開催はできず、成り行き・気まぐれ開催でやってきました。
掲示板やメール、Q&Aなど、問い合わせの連絡方法を利用しての質問もありました。

解説ページの内容はyahooMJやチャットに加えてjetcastなどの高音質も追加しし、
その後、あれこれと内容が増えて行きました。

チャット利用者はPC初心者が多く、私自身もPCは自己流だったので、
チャット関係の人から教えてもらうことが沢山ありました。

できないことを、何とか自分でできるようにしたい。
そういう人に、できる人が教える。そして、できるようになったら、今度は他の出来ない人に自分が教える。
そういうつながりが広がって行くことを目指しました。

人に説明するには、自分がきちんと分かっていないと説明できません。
また、説明を聞く側の人の、PCの操作能力は様々です。
これ位は分かるだろう、と思って説明していると、途中から理解不能になっていた、ということが珍しくありません。
人に説明する難しさとおもしろさを体験できるのが解説部屋でした。

他のチャット部屋は殆ど利用せず、チャットは解説部屋中心というのが日常的になりました。
元々は基本操作を解説することを中心にした解説部屋でしたが、
時にはマニアックな人も来て、専門的な話になることもありました。


解説部屋で知り合ったことが縁で、
部屋に関係なくプライベートでもやりとりする人も何人か出来ました。
ギター演奏に関することや、その他色々な情報交換にMJを毎日使っていました。
何か用があればやりとり。用がなくても暇つぶしにやりとり。
文字入力が面倒ならすぐにボイスで電話代わりに話せるのでMJは便利です。

毎日の生活の中ではMJをいつもオン。
たまにスカイプでファイルをやりとりする、という生活を10数年送ってきました。
それができなくなる、というのは淋しいですが、これも時代の流れなのかもしれません。


コミュニケーション形態の変化
昔はあちこちあったチャットの場が次々に終了になりました。
この10数年でコミュニケーションの方法が大きく変わり、今ではスマホのラインやフェースブックなどが主流のようです。
チャット利用者の減少が止まらず、ついにyahooも、ということらしいです。

現在の所、yahooチャットに代わる集まりの場は見当たりませんが、
今後、高齢化社会がもっと進めば、家にいる高齢者のコミュニケーションツールとして、
チャットが再認識される時代がやってくるのではないか。
そんなことを密かに期待しています。



ご利用いただいた方々へ
8年8ヶ月続いたyahooチャットの解説部屋は3/26で終了になります。

質問されることで、「こういう操作でこういう結果になる」ということを再確認できました。
また、今まで知らなかったケースを知ったり、知らないことを教えられたり、あらためて調べたりして、
知識が増えていきました。

PCのプロではないし専門的な知識も持っていない私が、成り行きで解説することになりました。
そんな解説部屋でしたが、問題が解決した時にはこちらもうれしくなりました。

ご利用いただいた方々にお礼を申し上げます。
ありがとうございました。


yahoo関係者の方々へ
MJにログインできなかったり、色々な問題でyahooMJの関係者の方にもお世話になりました。
ありがとうございました。


この解説ページの今後
3/26以降、yahooMJに関する解説は不要になるので削除して、
それ以外の解説記事は今まで通りに残してネット上に置いておく予定です。
質問掲示板、よくある質問Q&A、メールなどもしばらくはそのまま継続設置しておきます。



平成26年2月12日

しばづけ