基本解説27 (21.8.3)(最終更新:)

アイコン、ファイル、フォルダ 言葉の意味

 

はじめに

先日、パソコン(PC)操作の説明を知り合いにしている時のことです。

「アイコンを右クリックして」というと、「アイコンって何?」と言われました。

知り合って4年位経つ人で、音楽を流したり、携帯カメラの画像をPCに移動したり、色々な操作を覚えた人だけど、

アイコンが何なのか知らなかったとは気付きませんでした。

きいてみると、他にファイルとフォルダも区別がつかないことが分かりました。

そこで、このページではPC操作でよく使う基本的な用語について解説します。

 

アイコン

アイコンとは、

パソコンの操作画面において、処理の内容や対象を小さな絵や記号で表現したもの。
利用者はマウスを移動させて画面上のマウスカーソルをアイコンにあわせ、ボタンを押すことにより操作を行なう。
キーボードから文字で入力してコンピュータに指示を与える旧来の方式にくらべ、より直感的に状況を把握し、
容易に操作を行なうことができる。WindowsやMac OSなどのパソコン向けOSは、ほとんどの操作がアイコンや
メニューで行なえるように設計されている。
(IT用語辞典)

 

アイコンはプログラムやファイルの種類によって表示が違います。

下図はデスクトップに表示されたアイコンの例

アイコンをクリックすることで、そのプログラムを起動したり、ファイルを開くことができます。

 

常駐アイコン

下図はデスクトップ画面の左下の例

 

常駐アイコンとは、いつでも準備完了になっているプログラムのアイコンのこと。

 

デスクトップ画面右下の例

 

 

 

ファイル

ファイルとは、

ハードディスクやフロッピーディスク、CD-ROMなどの記憶装置に記録されたデータのまとまり
OSはデータをファイル単位で管理する。
用途や形式によって様々な種類がある。大きく分けて、コンピュータが実行することができる命令の集合である
プログラムファイルと、コンピュータの利用者が作成した情報を記録しておくデータファイルがある。
WindowsやMac OSの操作画面ではファイルはアイコン(絵文字)の形で表示され、
マウスによる操作でファイルを開いて編集したり、移動や削除などの操作を加えることができる。
 個々のファイルには識別のために固有の名前(ファイル名)がつけられており、WindowsやMS-DOSでは
ファイル名の末尾にファイルの種類をあらわす「拡張子」と呼ばれる数文字のアルファベットを付加する。
ファイルの種類はアイコンの形状や拡張子を見ることによって識別することができる
(IT用語辞典)

OS=オペレーティングシステム。windowsやMacなど。

 

簡単にいうと、「ファイルはデータの集まり」

音楽ファイルはデータの集まり。音楽データファイル

windows media player(ウインドウズメディアプレイヤ=wmp)は、

音楽ファイルを再生するためのプログラムファイル(単にプログラムとも言う)。

 

下図の中で

データファイルは、音楽ファイル、画像ファイル、メモ帳ファイルなど。

プログラムファイルは、マイコンピュータ、マイネットワーク、インターネットエクスプローラなど。

 

アイコンをクリックしてファイルを開く例

雨の物語という音楽データファイルのアイコンをクリックすると、

パソコン(PC)に入っているプログラムファイルの中の、wmpが起動して、雨の物語の音楽を再生する。

 

拡張子とは、ファイルの種類。

音楽ファイルの拡張子には、mp3、wma、wavなどがある。

画像ファイルの拡張子には、bmp、jpg、gifなどがある。

 

データファイルに拡張子を付けることで、

そのファイルの種類は何で、プログラムファイルの中からどれを使って開くか、という判断ができる。

拡張子とプログラムを結び付けることを関連付けと言い、

拡張子と関連付けに関しては基本解説11に解説してあります。

 

 

フォルダ

フォルダとは、

ハードディスクやフロッピーディスク、CD-ROMなどの記憶装置で、ファイルを分類・整理するための保管場所
フォルダには識別のために固有の名称(フォルダ名)をつけることができ、関連する複数のファイルをまとめて
一つのフォルダに入れることにより、効率的に記憶装置を管理することができる。
フォルダの中にさらにフォルダを作成することもでき、階層構造によって細かい分類を表現することもできる。
WindowsやMac OSではフォルダと呼ぶが、UNIXやMS-DOSでは同様の概念を「ディレクトリ」と呼ぶ。
(IT用語辞典)

 

フォルダは黄色いアイコンで表示されます。

下図では、イルカというフォルダがあり、それをクリックして開くと、中に音楽ファイルが入っている。

フォルダの中にフォルダを作り、更にフォルダを作ることができる。

例えば、

「音楽ファイル」フォルダを作り、

  その中に「フォークソング」フォルダを作り、

    その中に「イルカ」フォルダを作り、

      その中に音楽ファイルを入れる。

 

フォルダの作り方

デスクトップ(或いはフォルダの中の)何もない所で、右クリック、

新規作成をポイント(マウスを合わせるだけ)、フォルダをクリック、

 

すると下図のように、黄色いフォルダが表示され、

下部に「新しいフォルダ」という文字が反転された状態になります。

 

フォルダ名を自由に入力して

エンターキーを押すと文字が確定してます。

 

フォルダー名を後で変更する場合は、フォルダを右クリックして

名前の変更をクリック。後はフォルダ名の入力と同じ要領です。

 

 

 

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