常駐ソフトの整理 (23.5.28)

 

対象OS:XP

 

はじめに

パソコンを購入して初めて起動させると、デスクトップ画面に色々なプログラムが起動しています。

画面の右下の時計の並びに沢山のアイコンが表示されています。

これらは常駐ソフトと言って、いつでも起動できるようにスタンバイしているプログラムです。

アイコンが表示されていない常駐プログラムもあります。

普段使わないこうしたプログラムが常時スタンバイしていると、パソコンを起動するのに時間がかかります。

また、起動後に色々なアプリケーションを同時に使用していると、不要な常駐ソフトにパソコンの余力を使われて、

動作が遅く、重くなります。

いらない常駐ソフトを停止させることで起動時間を短縮でき、パソコンの動作を安定させることができます。

 

実際の操作

スタートボタンをクリック、ファイル名を指定して実行 をクリック、

 

半角英数で、msconfigと入力してOKをクリック、

 

システム構成ユーティリティの画面が開く。スタートアップタブをクリック、

 

このパソコンの場合は下図のように表示される。※パソコンによって表示内容は違います。

パソコン画面右下の、時計の並びのアイコンにマウスを合わせて不要なものを見つけて、

このスタートアップの画面の中でチェックを外す。

また、アイコンが表示されていなくても色々なプログラムがスタンバイ状態になっています。

スタートアップ画面の中で不要なものを見つけます。

 

上図の場合、

iTunesHelper はアイチューン関連。常時必要はない。

NKMonitor はニコンのデジカメ関連。常時必要はない。

qttask はクイックタイム関連。常時必要はない。

Acrobat Assistant はアクロバットリーダー関連。常時必要はない。

 

他不要なものの例:

qcam、Realtray、msmjs、Adobe Gamma Loaderなど。

 

このように、一つずつ「常時必要かどうか」を判断して、不要なもののチェックを外す。

※分からないものはそのままにする。

他のアプリケーションと連動しているものがあるので、むやみにチェックを外すと正常に動作しなくなる可能性がある。

 

上図の場合、チェックを外すと下図。

 

画面の下も確認して、他に不要なものがないかを見る。

 

不要なもののチェックを外し終わったら、下図のように、1.適用をクリック、2.OKをクリック。

 

すると下図の画面になる。

常駐ソフトの整理ができたかどうかを、すぐに確認したい場合は、再起動をクリック。

次回起動時に変更が反映されていれば良い場合は、再起動しないで終了する、をクリック。

 

次回起動には下図が表示される。チェックを入れてOKをクリック。

これで変更が反映される。

 

パソコンが起動を完了するまでの時間が多少速くなっていればOK。

 

元に戻す

整理した結果、何か不都合が生じた場合は、外したチェックを入れれば元にもどります。

操作は前述と同様。

 

 

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