音楽とボイスを同時にチャット部屋に流す

詳細説明 (19.5.24)(最終更新:20.5.29)

 

はじめに

チャットで音楽を流せるようになると、

カラオケや、音楽をBGMにおしゃべりをしたくなります。

しかし、この操作は音楽の音量の調整が難しく、多くの場合は音楽が大きすぎて、

ボイスが小さくて聞こえない状態になります。

どうすれば音楽の音量を小さくできるのか、

を説明されても慣れるまで時間がかかります。

 

このページでは、PCが扱う音の流れを取り上げて説明します。

 

音楽とボイスを同時にチャットに流す、というのは、

PCのスピーカーから出る音楽の音とマイクからの声(ボイス)の音を

一緒にして(ミックスして)スピーカーから出し、チャット部屋に流す、ということです。

以下に掲載した図が正しいのか自信はありません。

間違っているかも知れませんが、

考え方としてこういう流れ、という意味で理解してください。

また、PCによって、音楽とボイスをミックスさせる場所が違っていたり、

音の流れがこの解説のものとは違う場合があります。

これはあくまで例としてみてください。

 

※ここで「再生ボリュームコントロール」と言っているのは、

録音ボリュームコントロールと区別するためです。

録音ボリュームコントロール=PCに入る音の調整

(再生)ボリュームコントロール=PCから外に出す音の調整
                     チャット部屋や自分のPCのスピーカーなど

 

※このページでは、録音ボリュームコントロールで音楽を流せるものの例として

ステレオミキサーを使っています。

PCによっては、ステレオアウト、ワブアウトミックスなど、

ステレオミキサーと同じ働きをするものの名前は色々あります。

 

チャット部屋でボイスをする

チャットの部屋やpm画面で、ボイスボタンを押すと、

yahooのボイスサーバーに接続されます。

この時、PCの音の設定は、

マイクからの入力信号(声)がボイスサーバーにつながるようになります。

ヘッドホンマイク等のマイクがPCに差し込まれている状態を前提に、

マイクから入った声(ボイス)の音がどう流れる、を説明したものが下図。

マイクからの声は、録音ボリュームコントロールのマイクに入り、音量調整されて、

チャット部屋に出力されます。

 

マイクの自分の声(ボイス)を、自分のPCでも聞く

再生ボリュームコントロールのマイクのミュートを外して音量を上げる。

マイクの声は、録音ボリュームコントロールのマイクで調整され、

再生ボリュームコントロールでも調整されて、

チャット部屋と、自分のPCのスピーカーに出力される。

通常は自分の声を自分のPCのスピーカーから聞く必要がないので、この操作はしない。

スピーカーからの音をマイクからも拾うとハウリング(キーン)を起こすので、

再生ボリュームコントロールのマイクはミュートになっている。

 

チャットで音楽を流す

録音ボリュームコントロールで、入ってくる音をステレオミキサーに選択すると、

音楽ファイルの音とマイクの声を一緒にして、

再生ボリュームコントロールのwave(ウェーブ)で調整されて、

スピーカーとチャット部屋に出力される。

この時、音楽の音が大きく、マイクの声は小さいので、

マイクの声は録音ボリュームコントロールに入っていても、

出力される音は音楽だけ。自分の声を自分のPCで聞く必要がないので、

再生ボリュームコントロールでマイクの音を調整しない。

 

音楽とボイスを流す

再生ボリュームコントロールのマイクのミュートを外して音量を上げる。

マイクの声は録音ボリュームコントロールのマイクで調整され、

録音ボリュームコントロールのステレオミキサーを選択することで、

再生ボリュームコントロールのマイクでも調整される。

マイクからの声は音楽ファイルの音が入ってくるwave(ウェーブ)と一緒になり、

スピーカーとチャット部屋に出力される。

 

実際の音の調整

音楽ファイルの音とマイクからのボイスを同時に流すためには、

録音ボリュームコントロールで、

一度マイクを選択してマイク音量を上げ、ステレオミキサーを選択、

再生ボリュームコントロールで、マイク音量を上げ、waveを下げる。

この2つだけです。

 

この状態にしてから、押しっぱなしツールなどで話すボタンをロックし、

音楽を再生すれば、音楽とボイスが同時に流れます。

 

こうやって考えると簡単ですか?

 

 

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