飛騨高山・白川郷旅行 23.9.27〜9.29
9.27(火)
変な夢を見て7:00前に起床。
目覚まし時計は7:30にセットしてあったけど止めてリビングへ。
その内奥さんが起きてきて朝食食べて荷物をセット。
8:30自宅を出発。バス停へ。
8:43のバスに乗って駅到着。
9:05の電車に乗って蘇我で快速東京行きに乗り換え。
10:00東京駅着。
昼食は名古屋で駅弁を買って食べる予定にしてたけどそれまで持ちそうもない。
新幹線ホームの売店でサンドイッチを購入。
10:30新幹線のぞみ27号乗車。
座席に座ったら腹がそれ程空かない。
サンドイッチは置いたまま小説を見たりウトウト。
12:13名古屋着。
トイレに寄ってから乗り換えホームへ。駅弁を購入。
喫煙所がないか、と駅員にきくと駅の構内と周辺は禁煙だという。
12:48ひだ11号出発。 |
車内はきれい |
駅弁はみそかつ弁当。 |
奥さんのは海老フライ入り。 |
食べたら腹いっぱい。サンドイッチは食べられない。
山の景色とトンネルの連続。
右側に大きな川が流れてる。
15:05高山駅着。
駅から歩いて数分でホテル着。高山桜庵。
玄関の外には足湯がある。 |
ホテル内は畳と床。スリッパはない。エレベータで11階へ。
1112号室。
荷物を置いて一服。畳の和室。ベッドは低くマットレス。
夕飯まで時間がある。
高山祭りのからくり人形を実演する獅子会館を見に行く。
15:50駅前の案内所できくとバスは16:10.タクシーなら5分位だという。
施設は17:00まで。バス停で降りて歩いて行くと間に合わないかもしれない。
駅前のタクシーに乗って会館へ。
一方通行の狭い道をあちこち曲がって会館到着。650円。
獅子会館
入ると舞台で実演中。数人のお客さんが前の方の席で説明をきいている。
後の席に座って眺める。
説明しているのはおばさんで、おじさんが人形操作をしている。
しばらくして実演終了。
数分してまたはじめるから館内を見物していてください、という。
獅子舞の獅子頭を沢山展示してある。
本来は獅子頭の展示館。
沢山並んでるけどいつ頃の製作でどこのもの、という解説がついてない物が多い。
大きいもの小さいもの、古そうなものなど色々並んでる。顔の表情も時代や地域によって違うらしい。
時間になって舞台に照明がついてからくり実演開始。
お客は私たち二人と後から入ってきた年配の夫婦の4人だけ。
弁慶と牛若丸。牛若丸が杭を渡っていく。 |
茶運び人形。茶碗を乗せると運んで行く。 |
お茶を飲みたい方どうぞ、と言われておじさんが出て行く。 |
布袋様。歩いて鈴を振って回って一瞬に獅子の面をつける。 |
この人形は筆を持たせると字を書く。 |
字を書いている所。 |
台の下でおじさんが操作している。 おじさんは腰が悪いらしい。 |
できあがり。なかなかうまい。 欲しい方どうぞ、と言われて奥さんがもらいに行く。 |
会館を出て隣を見ると神社がある。
高山八幡神社。
境内に灰皿発見。一服。
立て札があって、高山屋台会館と書いてある。明後日ここにまた来る予定。
バス停を探そう、と歩いていくと小さいバスが追い抜いていく。
駅の方向は分かってる。バス停がどこなのか分からないのでホテルまで歩いて行くことにする。
町並みは古い町屋が多く、保存地区になってるらしい。
約20分で駅到着。
風呂に入って18:00から夕食。1階のレストラン。
飲み物は奥さんが梅酒などの飲み放題。私はソフトドリンクの飲み放題。
まずはトマトジュース。
メニューには色々書いてある。 |
マツタケと海老団子の土瓶蒸し。 |
最後に飛騨牛のステーキ。 |
私は酒を飲まないのでご飯を先に頼む。炊き込みご飯でうまい。
食べて飲んで腹一杯。ウーロン茶の後コーラを注文。コーラでゲップをしようとしたらあんまり出ない。
コップ3杯飲んでるから水分だけでも腹一杯。
奥さんも腹一杯で肉を半分残し、ご飯はパス。
腹一杯で部屋に戻って横になる。仰向けで寝るとお腹が苦しい。
時間は20:00.まだ寝るには早いけど眠くなって目を閉じる。
奥さんが風呂から戻って目が覚める。暑くて汗ビッショリ。
22:45〜23:30まで1階のレストランで夜鳴きそば無料サービスがある。
けどお腹が一杯で食べられない。昼間買ったサンドイッチも冷蔵庫に入ったまま。
布団をかけると暑い。だけどかけないわけには行かない。エアコンをかけたまま横になる。
小説を読むけど眠気が来ない。0:00を過ぎる。1:00を過ぎる。
眠気が来ない。3:00頃に消灯。
9.28(水)
7:00起床。眠い眠い。
1階のレストランで朝食。バイキング。
奥さんの分。朝からたっぷり。 |
私の分。ご飯とおかずは軽く。 |
食べたら腹一杯。
部屋に戻って一服してから出かける。今日は白川郷観光。
8:30駅のバスセンターに到着。
お兄ちゃんが声をかけてくる。
ガイドのおじさんを紹介され、今回一緒に回るのは5人だという。
用紙に名前と住所を書いて4番乗り場10:50発のバスを待つ。
トイレは建物を外に出て左。
洋式便器に座ってホッと一息。
携帯用ウォシュレットでさっぱり。ドアを開けると掃除のおばさんがいて、どうも空くのを待ってたらしい。
10:50バス出発。
高速道路を快調に走る。途中でウトウト。
11:40白川郷到着。
白川郷散策
テレビでよく紹介されている。雪の中で合掌作りの家の窓に灯りがついている映像。
1995年に世界遺産に登録されたという。
民家は実際に住民が生活してい住居なのでむやみに立ち入りができない。
公開している建物は中を見学できる。
ガイドのおっちゃんを先頭に5人がぞろぞろ歩いて回る。
バスの発着所から歩いてすぐ吊り橋を渡る。向こう岸が荻町地区。
かやぶき屋根の合掌作り、と言われているけど、 今はカヤが入手困難でススキを使っているという。 |
明善寺。山門もかやぶき屋根になっている。 |
合掌作りのこちら側を妻。風が吹き抜けるように障子になっている。 昔は養蚕が盛んだったという。 |
屋根は東西方向を向いている。太陽が当たって雪を溶かすため。 |
|
住民が生活している所だから田んぼや畑がそのまんま。 |
地域には電柱がない。電線は地中に埋められているという。
歩いている途中栗の木の下を通る。ガイドが拾って持ち帰れます、というので栗拾い。
長瀬家。
ここは見学できるようになっている。
江戸自体は医者をしていたそうで、薬草箱や当時の生活道具が展示してある。
屋根の軒下。 |
太い梁(はり) |
囲炉裏 |
二階の屋根の内側。コマ尻。 柱の先端はコマのようになっていてへこんだ穴に入って乗っているだけ。 これで振動を吸収しているという。 |
通路は板が渡ってる。内側は見下ろせる。 |
下が透けて見えるので奥さんは通れない。 |
カイコの棚。 |
屋根の内側のテッペン。 |
ガイドの説明を聞いていると携帯電話が鳴る。
甥からで、「実家に来てる。ガス会社の人が来て点検だって行ってるんだけど、印鑑をどうしようか、と思って」
という。そうか、印鑑を置いてなかったっけ。
孫だ、って言ってサインでいいか、ってきいてみて、だめなら私の携帯電話の番号を業者に教えるように、と話す。
甥は時々実家に出入りしている。普段は無人の実家だから、甥が行くと空気の入れ替えができて助かる。
民家の見物を終えて外にでる。
喫煙所で一服。
昔の風景そのまんま。
ちょっと離れた高台の展望台に行く途中。
ガイドが「ブナの種を見せる」と言って手を伸ばす。
この下は崖。いいっていうのにいくつか種を取る。待ってるこっちは暑い暑い。
割れた種の皮を剥くと中に白いものが入ってる。それがピーナッツみたいにうまいという。
暑いし足がだるい。背中のリュックが重くて肩が痛い。そんな思いをしながらやっと展望台に到着。
光っているのは道。この右側に川が流れていてバスの発着所がある。
アップにすると下。
この風景が落ち着く。
展望台で一服。背中が汗ビッショリ。下半身はだるい。
展望台から下に戻って、後は14:10にバス発着所に集合。それまで自由行動。時間は12:30.
適当に歩いてうどんとそばの店に入る。
奥さんのざるうどん。 |
私の冷やし山菜そば。 食べながら「山菜の殆どが中国産」という話を思い出した。 ここのは地元産のかどうか、は悪いからきかなかった。 |
地面のマンホール。
吊り橋を渡ってバス発着所へ。
一服してトイレに入る。
携帯ウォシュレットに水を入れて洋式便器の所に入ると、壁にスイッチがついている。
なんと〜!!。
観光客に外人さんが多いみたいだけど、さすがに世界遺産。
洗ってすっきりさっぱり。
バス発着所近くのおみやげ屋。この建物は移築したもの。 |
一服してから外にでると一緒に観光している年配のおばさん二人と会う。
飛騨牛コロッケを買うという。
そろそろ時間。
14:10バス発着所に集合。
バスが来て乗車する時に、年配のおばさん二人の内の一人が切符を間違えた、と言い出す。
ここに到着してバスから降りて運転手に切符を渡した。その時、よく見ないで帰りの切符を渡したらしい。
手元に残っているのが行きの切符。
ガイドのおじさんが、これから乗るバスの運転手に説明すると、それは観光案内所に言って欲しい、という。
おばさん二人は案内所へ。しばらくしてから戻ってくる。
コロッケ食べてる場合じゃなかった、っつう話。
14:40バス出発。
高速道路は快調。バスの中でウトウト。
予定通りに
15:30高山到着。
一日歩いて汗かいて足が痛くてだるい。
旅館に戻って風呂。
貸切風呂があって、空いてたら自由に使えるという。
岩風呂が空いてるので入る。
貸切だ、というけどこれは露天風呂。シャワーで洗ってると風が寒いくらい。
浴槽に入るとあったかで丁度いい。下半身のだるさが抜けていく感じ。
夕飯は外食。
離れてるけど「るるぶ」に載ってた「飛騨牛ハンバーグ2300円」の「なか川」に決める。
18:00開店だから17:30まで休憩。
ベッドに横になって小説を眺めていたら眠くなってウトウト。
17:30目覚ましが鳴って目が覚める。
着替えて出かける。
地図は大体頭に入ってる。
歩いて15分位で店に到着。まだ看板に電気がついてない。
10分程まって電気がつく。
店の人が扉を開けると私たち二人が目の前にいてちょっとびっくりした様子。
店内に入ってメニューを見るとハンバーグがない。
「ハンバーグはないですか?」ときくと、「ハンバーグはランチメニューです」という。
そうか・・・じゃ仕方がない。魚かシチューか・・・値段が高いけど。
迷っていると
「ハンバーグできるってシェフが言ってますけど。2300円でサラダ付で」
という。お、ラッキー。じゃそれ2つ。
るるぶを見ると、タイトルは「飛騨牛ハンバーグ2300円」。小さな説明文の中にランチと書いてある。なんだ・・・。
サラダは新鮮。ルッコラは自家製だという。海老もうまい。 |
飛騨牛ハンバーグ。やわらかくてうまい。 |
腹一杯になって「ご馳走様〜」と席を立つと、「デザートとコーヒーもありますから」といわれる。
お、ラッキー。
木苺のシャーベットは酸っぱくてうまい。コーヒーもいい香り。
腹一杯になって満足して外にでる。
商店街はもう殆ど閉まっていて、食事とお酒の店だけが開いている。
21:00前にホテルに到着。
横になったら間もなく入眠。
奥さんが風呂から帰ってきて目が覚める。
1時間位寝たらしい。
それから眠気が来るまで小説を読む。
22:00を過ぎても腹が減らないので今夜も夜鳴きそばはパス。冷蔵庫のサンドイッチは今夜も出番なし。
23:00、0:00と過ぎても眠くない。2:30頃に消灯。
9.29(木)
7:00起床。眠い眠い。
昨日と同じレストランでバイキング。コーヒーお代わり。
8:00過ぎにホテルを出る。今日は高山市内散策。
駅のコインロッカーに荷物を入れて屋台会館へ。
途中宮川朝市を眺める。
観光客が沢山歩いてる。
歩いているとトイレに行きたくなる。
屋台会館の近くにトイレ発見。携帯用ウォシュレットに水を入れて洋式便器へ。
壁を見るとスイッチがある。ここも洗浄トイレ。
高山屋台会館
屋台会館に入るとカメラを持った女の人が「写真を撮りますから並んでください」という。
言われるままに並んで撮影。
巫女姿の人が案内してくれるらしいけど、案内を頼むと話を聞かなくちゃならない。
気ままに眺めたいので案内なしにする。
秋の祭りは10/9-10.春は4月。街の中に保管してある屋台の中で12台が練り歩くという。
この屋台の中でからくり人形の仕掛けがあるのがいくつかあって、
テレビでよく見かける。高い所で人形が変身したり、動いて芸を見せる。
元々はこの地域を治めることになった金森氏が京都の文化が好きで、
屋台を引いて回る祭りを始めたらしい。
この地方には飛騨の職人がいて、からくり人形を屋台に仕込んで見せるようになって今につながっているという。
ぐるっと眺めてからビデオを見る。
見学を終わって出口に出ると、若いお姉ちゃんが私たち二人の写ってる写真を手に持っていて「記念にどうぞ」と言ってくる。
1000円って書いてある。
別に頼んだ訳ではないので通り過ぎる。
外に出てから「あの写真は捨てるんだろうね」と奥さんが言う。
デジカメで撮影してるんだから写真はサービスしてもいいのに。
屋台会館の入場券で隣の展示館も見られます、という。
入ってみると、日光東照宮の建物を1/10に縮尺した模型の展示館。
この地域出身で、大正時代に文化庁みたいな役所の文化財保護の仕事をしていた人が東照宮の修理をしたことがある。
その時に東照宮の設計図を扱っていたので、職人を集めて15年かけてミニチュアを作り、海外に紹介したらしい。
ミニチュアだけど精巧にできている。ぐるっと見物して外に出る。トイレの外で一服。
歩き出すと近くにお寺みたいなのがある。
夢をかなえるガネーシャ・・・、何年か前にテレビドラマをやっていて奥さんが見てたっけ。
入り口を入ってみると中には誰もいない。ご自由に中にお入りください、と書いてある。
本堂に上がって左の部屋にガネーシャがあるらしい。左の部屋に入ると
あった。これがガネーシャ。
本堂にもここにも誰もいない。開放されてるお寺。
街の中を歩いて川の堤防へ。
今回の旅行はJTBで申し込み。JTBから28日、29日の朝市500円券を2枚ずつくれたという。
28日のはもう使えないから今日の分2枚を使うことにする。
宮川朝市を眺めながらかぶ漬けを買う。
街の中に見つけた屋台の格納庫。
陣屋前にも朝市。
ぐるっと眺める。奥さんは2周回って漬物を買う。
高山陣屋
昔、偉い人が来た時に泊まっていた所。
その後江戸時代には代官所となった。明治になって役所としてそのまま使い、昭和まで使われていたらしい。
昔の建物をそのまま残してある。
無料のガイドを頼めるんだけど、観光客が多くて4人全員出払っているという。
年寄りから若いカップルまで沢山のお客さん。 |
役人が仕事をする部屋。 |
釘を隠す飾り。うさびのマークは住民の声に聞き耳を立てる、 という意味だという。 |
トイレ。左が小便用。右が大便用らしい。 昔の建物に小便器がある、っていうのは珍しい。 |
屋根は瓦ではなくて板葺き。 |
|
陣屋の外観。 |
左には高山城にあった蔵を移築。中を見物できる。 |
見物を終えて外にでると12:00を過ぎていて、朝市のテントはもうなくなってる。
腹が減ったので昼食。冷やし中華が食べたい。
近くにラーメンの看板発見。
メニューを見ると冷やし中華はない。
奥さんの中華そば |
私はピリ辛スタミナラーメン。ラー油とにんにく、ニラ入り。 細麺でうまい。 |
街を歩いて駅へ。歩いていると足がだるい。足の裏が痛い。
親と一緒に旅行をした時を思い出す。年寄りはこうなんだ、と今更ながらに気づく。
バスセンターの前の店先に灰皿がある。そこで一服。
肉を送りたいけどこの店では扱ってない。肉屋でやっている、という。
教えられた肉屋に行って飛騨牛ステーキ肉とレトルトカレーの発送を頼む。
その後みやげ物屋で買い物。
高山のマスコットキャラクター、さるぽぽ。
駅前の喫茶店でアイスコーヒーを飲んで、また外で一服。
電車の時間が近づいて駅に入るとベンチには人が一杯。
14:30改札が始まる。
14:39ひだ14号に乗車。
山の中を走り続ける。途中でウトウト。
名古屋
17:20のぞみ244号乗車。
夕飯の駅弁。
奥さんのはこれ。
品川あたりで乗り換え案内を携帯で検索。京葉線がいいらしい。
19:03東京駅着。
19:18京葉線快速に乗車。
座れないのでドアのそばに立つ。
新木場の次には蘇我に停車。あれま、これは早い。30何分で蘇我に着く。
蘇我で外房線に乗り換え。
20:00最寄駅到着。改札の窓口で都内JR駅からここまでの清算。それが終わって外に出て、階段を下りると、
バス停にいたバスは発車。次のバスを待っている間足がだるい。
20:30頃に自宅到着。
あとがき
今回の旅行は私の誕生日に奥さんが旅行したい、と言い出して、8月になって東北方面のパンフレットをもっらってきてた。
寒い方面は避けたい。じゃどこがいい?ときかれて「まだ一度も行ってない所」ということで岐阜に決定。
こきりこ節の発祥の地、五箇山(ごかやま)に行ってみたいと昔から思ってた。
今回は五箇山までは行かないコース。高山と白川郷の荻町地区。
白川郷は合掌作りで有名。テレビでよく見るこの集落を実際に見たいと思ってた。
太い材木を使った建物。昔の人はどうやって組み立てたのかが不思議。
歩き回ると足腰の弱さを実感。こんなはずじゃなかったのに、と今更気づく。普段の運動不足の結果です。
大きなアクシデントもなく、無事帰って来られてほっと一息。