ギター26(16.4.26)

久しぶりに自分の詩に曲をつけてみました。

音は悪いですが、聞いてみて下さい。

 

宝箱

詩・曲:じじ

試聴

 

C     Am  F    G7 Am    C    F G7

あなたが私に 話しかける はにかみながら 春休み

C      Am   F    G7 Am  C  G7  C

ゲームに勝てない くやしさに 「もう1回」を繰り返す

G7    C   F      G7 F   C  F    G7

みんなが帰る したくをしても 一人座って動かない

C       Am F      G7 Am  C  G7  C

おだやかな 春の陽射し浴びて 強くやさしくたくましく

 

あなたが私に 話しかける はじけるように 夏休み

泳ぎができない くやしさに 浮かんで沈んで 繰り返す

水を飲みすぎお腹一杯 お昼のお弁当手をつけず

眩しい夏の陽射し浴びて 強くやさしくたくましく

 

あなたが私に 話しかける 頬赤らめて冬休み

鉄棒できないくやしさに 手の皮むけても繰り返す

けあがり けんすい さかあがり コツがつかめずもう少し

かすかな冬の陽射し浴びて 強くやさしくたくましく

 

私があなたに 話しかける いつの間にやら無口になり

卒業就職控えても 出口見えない迷い道

見た目はやる気 ないようで 本当は不安な心配性

これから始まる季節の中 強くやさしくたくましく

 

あなたが私に 話しかける 過ぎ行く時の宝箱

 

解説

何年振りかで、自分で詩を書いて曲をつけました。

主人公は私の甥です。

学校が休みになると実家に遊びに来ていました。

いつの間にか20年付き合っていて、仕草や表情はどんどん変わり、

気がつけば社会人です。

 

20年のエピソードは沢山あって、その中から拾い上げるのは切りがないけれど、

とにかく曲の詩としてまとめてみたらこうなりました。

曲のために詩を書くというのは、パズルのようでおもしろい反面、

なかなか根気がいる作業です。

言葉の長さとメロディーの兼ね合い。

他人の詩を見ていてメロディーが浮かんで、

成り行きでできた最近のオリジナル曲をあらためて眺めてみると感心します。

作詩者はすごい。

 

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