解説その1 調弦 (14.12.19)

 

ギター練習の前に

1.6本の音の関係

ギターの音は、

弦巻きが何かにぶつかったり、張っている弦が自然に伸びて音がずれます。

練習の前には、音が正しく設定されているかを確かめます。

図のように、6弦の5フレットと5弦の開放(何も押さえない)の音は同じです。

同様に、5弦の5フレットと、4弦の開放

      4弦の5フレットと、3弦の開放

      3弦の4フレットと、2弦の開放

      2弦の5フレットと、1弦の開放

それぞれが同じ音であることを確かめます。

同じ音とは、周波数が同じですから、二つの音は一つに聞こえます。

音がずれていると、共鳴しませんから、聞こえる音に波が生じます。

6本の弦の全てがばらばらになることは、珍しいので、

まず、全体の音の調和をみて、1本だけ、或いは2本とかの、

ずれている弦を、他の弦に合わせる。

では基準になる音は?

 

2.音の基準

1)チューニングメーター

 

6本の弦の音を、1本ずつ出して、メーターのOK部分に針が収まるかをみます。

初心者にはこれが簡単です。メーターの使用法を見て使い方に慣れます。

 

2)音叉

これは数百円で売っています。

1弦の5フレットに左手の指を置き、音叉を自分の膝で叩いて、

すぐに1弦の5フレットの音を出し、

音叉をギターのピッグガード(黒い部分)に立てます。

音が同じなら共鳴します。ずれていると音に波がでます。

弦巻きで、波がなくなるように調整します。

この1弦の開放の音と、2弦の5フレットの音を合わせ、

3弦の5フレットと、2弦の開放の音・・・・と、いう具合に、

6弦まで合わせます。

 

3)調音笛

これは、6本の弦、それぞれの音を出して、笛を口で吹きながら、

音をあわせます。

 

4)ピアノ・キーボード

ピアノでは、鍵盤の真中より左にある ミ の音を出して、

6弦の開放の音とあわせます。一番高い ミ の音を、1弦の開放とあわせ、

全体の音を、前述の弦の関係の音のようにあわせます。

キーボードでは、一番左の低い ミ の音を6弦の開放、

一番高い ミ を1弦の開放とあわせます。

 

ギター練習の後に

1.手入れ

ギターの弦を指で触ると、汗がつきます。

このまま数日放置すると、弦が錆びるので、練習後には乾いた布で弦を拭きます。

錆びが進むと音がこもるだけでなく、微妙に音がずれます。

 

2.弦の交換時期

新しい弦は、シャリン・シャリンと、高音が強くでます。

しかし使っているうちに音はマイルドになり、いずれはこもった音になります。

練習であれば新しい弦に取り替える必要はありません。

人に聞かせるとか、発表の時など、本番でいい音を出したいときには

本番の3日以上前に新しい弦と取り替えます。(6本全ての弦を交換)

張りたての弦は音が伸びて不安定なので狂いやすいので、

本番までに余裕を持ちます。

 

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