パソコン・インターネットの基本 その2(16.5.8掲載)

 

はじめに

「その1」の終わり時点では、インストール、掲示板、cgi、デジカメ、CD等を

解説するつもりでしたが、内容が変わってしまいました。

慣れている人には当たり前の話ですが、基本ですから説明します。

 

解説内容は、

パソコン(PC)のプログラム構成、ドライブ容量、

メンテナンス、インストール、デバイス

掲示板

 

このページの画面表示画像は、

使用パソコン:win98Se、Me

の場合です。

winXPでは画面表示が違いますが、操作方法の基本は同じです。

 

パソコン(PC)操作の基本

 

1.PCのプログラム構成

ここではwin98Seの場合を表示します。

XPでは表示が違いますが、考え方は同じです。

 

マイコンピューターをクリックすると、中味が表示されます。

(C)をクリックすると、Cドライブの中味が表示されます。

アドレス欄の C:\ は、Cドライブの中のものを表示している、という意味です。

 

(C)の中味が表示されている画面で、上へのボタンをクリックすると、

マイコンピュータの画面に戻ります。

これを図で表示すると下図のようになります。

マイコンピューターの中にCドライブその他があり、

Cドライブの中にwindowsファイルやプログラムファイルその他があります。

上図では省きましたが、

プログラムファイルの中には Acrobat3  AOL5.0  Microsoft Office 

その他があります。

こうした関係をディレクトリー(階層)といいます。

「上へ」のボタンは、「1つ上の階層へ」という意味です。

「下へ」は、アイコンをクリック(或いはダブルクリック)して下がります。

 

これはPCでファイルを扱う時には知っていると便利です。

ファイルを開いていて、

画面に表示されているものが、どの位置にあるのかがわからなくなったら、

アドレス欄を見て、上に何があるのか、の関係を見ます。

 

写真やテキストファイルがデスクトップに沢山散在していると、

起動した時に時間がかかります。

自分でフォルダを作ってその中に写真のファイルを置いたり、

フォルダの中にまたフォルダを作ることがあります。

フォルダを作るのは、このディレクトリを構成することと同じです。

 

※新しいフォルダーの作り方

デスクトップやフォルダーの中の、何もない所で右クリック、

新規作成をクリック、フォルダをクリック、フォルダーの下に、

「新規フォルダ」の名前が反転しているので、BackSpaceキーを押して消して、

希望する名前を入力、Enterキーを押すとフォルダー名の文字が確定します。

フォルダー名を変更する時は、

フォルダーを右クリック、名前の変更をクリックして、名前の欄を変更します。

 

2.Cドライブの容量

マイコンピュータの中の(C)を右クリックしてプロパティーをクリックすると、

下図のように、容量が表示されます。

このPCの場合、Cドライブの全体の容量は8.58GB(ギガバイト)。

1GB=1000MB=1000000KB

 

3.メンテナンス

PCを使っていると、不良なデータやいらなくなったデータがたまります。

メンテナンス(手入れ)には、

1)ディスククリーンアップ、2)インターネットエクスプローラー(IE)のファイル削除、

3)エラーチェック(スキャンディスク)、4)最適化(デフラグ)、

の4つがあります。

いずれも、1週間に1回くらいは実行した方がPCが安定します。

 

1)ディスクのクリーンアップ

上の図のボタンをクリックすると、

どのドライブをチェックするかの画面になります。

Cドライブを選択して実行します。

これはいらなくなったファイルを削除して、PCの動きを軽くします。

 

2)インターネットエクスプローラー(IE)のメンテナンス

netのページを見るソフトがIEですが、ページを見るたびに、

そのページのデータを一時ファイルとして残すようになっています。

次に同じページを表示する時に、すぐに表示できるようにこうなっていますが、

見ないページ(必要ないページ)のファイルもどんどん溜まります。

その結果、

ページが開かなかったり、画像が×印になったりして、動作が不安定になります。

時々はこの一時ファイルをゼロにして、動作を軽くする必要があります。

 

デスクトップのIEのアイコン(青いeマーク)を右クリック、

プロパティーをクリック、インターネット一時ファイルの中の、

ファイルの削除をクリック、全てのオフラインコンテンツを削除する、

にチェックを入れて、OKをクリック。

しばらく待つとファイル削除が終わります。

次にnetのページを見る時には、開くまで多少時間がかかりますが、

動作そのものは安定します。

 

3)エラーチェック(スキャンディスク)

(C)のプロパティーのツールタブを開くと、下図のようになります。

ここで、エラーチェックの「チェックをする」をクリックすると、

どのドライブをチェックするかの画面になります。

Cドライブを選択して実行します。

不良なデータや欠損データ(壊れたデータ)を捨てたり、修復します。

win98やMeでは自動修復にチェックを入れると作業中に修復してくれます。

winXPでは自動修復にチェックを入れると、

次に起動した時に修復することになります。

 

4)最適化(デフラグ)

エラーチェック(スキャンディスク)の後で、デフラグをします。

上図の「最適化する」をクリックすると、そのドライブをチェックするかの画面になります。

Cドライブを選択して実行します。

PCが仕事をするときに、必要なデータが離れ離れにあると、能率が下がります。

似たようなデータは近くに置いて、共通するデータをすぐに使えるように、

効率的な配置をしなおす。これを最適化(デフラグ)といいます。

 

メンテナンスのまとめ

1)ディスクのクリーンアップ、2)IEの一時ファイルの削除、

3)エラーチェック(スキャンディスク)、4)最適化(デフラグ)

1)スタート、全てのプログラム、アクセサリ、システムツール、ディスクのクリーンアップ
2)デスクトップの青いeマークを右クリック、プロパティ、一時ファイルの削除
  全てのコンテンツにチェックを入れてOKをクリック
3)スタート、マイコンピュータ、Cドライブを右クリック、ツールの中の、
  エラーチェックをクリッ  ク、自動修正にチェックを入れて、OKをクリック。
  XPの場合はここで電源を切る。次に電源を入れたときに、
  エラーチェックが始まって、数十分かかります
4)その後、スタート、マイコンピュータ、Cドライブを右クリック、ツールの中の、
  最適化をクリック、これも数十分かかります。

これでメンテは完了。週に1回はこれをやってください。

 

4.インストール

PCにソフト(プログラム)を組み込むことをインストールといいます。

セットアップと同じ。

インストールには、専用のインストローラー(インストールするための専用ソフト)

が必要で、各ソフトには付属しています。

PCを買った時にすでにソフトがインストールされていることを、

プレインストールといいます。

インストールする時には他のソフトは使わない状態で行います。

インターネットにも接続していない状態で行います。

インストールの後はシステムを再起動する必要があります。

 

5.デバイス

PCの周辺機器(プリンター、スキャナー、デジカメなど)を動かすためのソフト。

プリンターを動かすにはそのプリンターのデバイスドライバが必要です。

プリンターをコードでPCに接続しただけでは、PCはそのものを認識できません。

デバイスドライバでそれがプリンターだ、と認識してからでないと、

プリンターを動かせません。

周辺機器にはそれぞれ専用のデバイスドライバが付属しています。

windowsXPなど、最近のPCによっては、

事前に多くの周辺機器のデバイスドライバがすでに入れてあって、

周辺機器を接続するだけで使える場合が多くなっています。

 

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