23年 横浜  その1

23.12.17〜18

 

12.17(土)

13:30奥さんが仕事から帰宅。

腹が減ったというので軽く残り物で昼ご飯を食べ、14:30過ぎに駐車場へ。

ワンセグテレビをダッシュボードにセットして、15:00前に車で出発。

 

高速道路は渋滞なく、葛西JCT、辰巳JCTを過ぎる。

大井JCTを過ぎたあたりで「横浜公園は左斜線へ」の表示が出る。

横浜公園だっけ?大黒ふ頭だっけ?

今まで何回も車で来ているけど、迷ったことはない。あれま〜。

迷っている内に本線のまま大黒ふ頭方面へ。羽田空港を過ぎ、ベイブリッジを渡る。

チェックインの予定は16:00.遅れるようならホテルに連絡をすることになっている。

奥さんに電話をかけてもらう。

(後で地図を見ると、東海JCTで右に分岐して赤いコースがいつもの道。今回は海沿いを水色のコースで回ったことになる)

浮島を過ぎ、大黒ふ頭で横浜公園の表示が出る。本牧で右に分岐して新山下出口に山下公園・中華街と書いてある。

 

降りて一般道。いつもと方向が逆。元町を過ぎて右折・中華街入り口の表示があるけど、

車線変更ができないので先の交差点で右折。

中華街の狭い道に入って、歩行者が車道を歩いているのを避けながら、適当に走って突き当たりを右折。

三叉路を右折しようと思ったら、左に見える白い建物がローズホテルらしい。

中華街の中にあるホテルといったらここだけだという記憶がある。

車は右折で動いているので、一度そのまま右折して広い道路を左折。次に曲がれる路地を左折。突き当たりを左折。

私:この左側がホテルじゃないか?

奥さん:どこ?

私:これ

奥:あれほんとだ

多分地下駐車場だけど、ホテルの前に車が停まってるので先が見えない。

車の後に停めて奥さんに駐車場の入り口をきいてきてもらう。

前の車の先に地下駐車場のPの看板が見えるという。

地下に入っておじさんに宿泊だというと、その先に停めてください、という。

そこは駐車スペースではなく、通路の端。

「車のキーをお預かりします。荷物を持って降りてください」

そうか、後で移動するらしい。

 

エレベータで1階へ。フロントに行くと人が何人か並んでる。時間は16:30.

数分待って順番になる。後を見ると誰もいない。一番混む時間だったらしい。

じゃらんのネットで申し込んで、確認メールを印刷してきたので紙を見せると係は了解。

奥さんが名前を書いて手続き終了。カードキーをもらう。603号室。

 

エレベータで上がって部屋はすぐに分かる。

セミダブルのベッドが2つある。結構広々した部屋。窓の外は中華街。

まだお腹は空いてない。

奥さんは赤レンガ倉庫に行ってみたいという。地図で見ると人力車で40分って書いてある。

後は夕飯。帰って来てからヘイ珍楼で19:00頃に予約ができるかきいてみるか。

1階に降りて、玄関のおじさんに赤レンガ倉庫までの行き方をきくと、

「歩いていけますよ。10分位。いや女性の方がいるから15分かな」

パンフレットを持ってきて、

ここが中華街です、ここからこう行って、ここが県庁、ここを曲がって・・・、と説明してくれる。

 

中華街の人込みを歩いてこっちだべ、と行ってみるとすぐにヘイ珍楼。

受付できいてみると、19:00の予約は一杯。今ならすぐ食べられる。その後は21:00以降になるという。

そうだろうね〜。

ここの料理は5000円近くのコース料理がある。毎回ここで食べている。

 

外へ出てとりあえず関帝廟(かんていびょう)へ。

並んでいる小さい店の看板を見ると、2000円とか3000円の安い値段でコース料理が書いてある。

こういう所でもいいか。

人ごみを歩いて路地を曲がって関帝廟に到着。階段を昇って入り口の門を過ぎると、また一段高い建物がある。

  

ここは三国志の登場人物、関羽を神として祀っている所。商売の神様らしい。

この建物は何回か火災にあって、その度に中華街の人たちが再建している。

  

中央奥に関羽の像がある。

内側から門を撮影。なかなかきれい。両端の龍の写真が年賀状に使えるんじゃないか、と奥さんがいう。

  

アップで撮ると暗い。

  

 

来た道を戻って赤レンガへ。風は冷たくて寒い。

県庁の近くの歩道のタイル。奥さん撮影。

海側へ出て遊歩道を歩くと人が沢山歩いている。

やっと赤レンガ倉庫に到着。

二つの建物の間の広場の手前にアイスリンクがある。音楽が流れていて、壁に映像が映し出されている。

ここは期間限定らしい。薄暗い中で沢山の人が滑ってる。殆どが若者。

  

海の方に歩いていくとイベント会場らしく、出店やクリスマスの飾りがされていて、人が沢山。

  

  

 

ツリーのそばには鐘があって鳴らせるようになっている。

海のそばまで行って倉庫を振り返って撮影。光が弱くてぶれてしまう。何回やってもうまくいかない。

  

左側はフラッシュ撮影。右は奥さんが撮ったみなとみらいの観覧車。

シャッターの音がカチャ、のあともう一回カチャと音がするまで動かないようにすればいい、と奥さんがいう。

そんなに遅かったっけ?やってみると確かにそうみたい。

  

  

    

  

 

さて、帰ろう、と会場を出ると、そばの交差点で犬を散歩させてる人がいる。光っているものをつけている。動きが速くてうまくとれない。

  

フラッシュで撮るとこうなる。

  

 

遊歩道を歩いていると、女の子を肩車したお父さんが早足で追い抜いていく。顔がそっくり。

お父さんはそれ程若くもないのに、子供のためにはりきって歩いてる。女の子はうれしそうに話しかけている。

海側には船があったり明りがあちこちについている。

しばらくすると、また女の子を連れたお母さんが追い抜いていく。

私が女の子を撮ろうとすると奥さんが「危ない、危ない」という。何を言ってるのか分からなかったけど、

奥さんがいうには、女の子を撮影する危ないおじさんだと思われる、ということらしい。

最近はそう思われても仕方がないか。悲惨な事件が後を絶たない嫌な世の中。

私は女の子だけを撮影している訳じゃない。子供の表情はおもしろい。素直な表情は見ていておもしろい。

まあ、そういうカメラマンの思いより、「この大人は危ない」というイメージが先行するのだろうし、

誤解されないためにもあまり目立たない方がいいに越したことはないけど。

振り返ると赤レンガ倉庫の夜景はやっぱりきれい。

  

 

15分位で中華街に戻って人ごみの中を歩き、ヘイ珍楼のそばの小さい店へ。

看板を見て店に入ろうとする、先に入った若いお母さんが「30分(待ち)だって」と言いながら出てくる。

そうか、ここも混んでるのか。その隣の店を見ると、ここでもいい。

  

1890円のコースでOK。店はヘイ珍楼の2軒隣。

入るとレジの隣の小さいテーブルに案内される。お兄ちゃんにコースを頼む。

お姉ちゃんに「トイレどこですか」ときくと「奥」という。なんかぶっきらぼう。

 

レジにはおばさんがいて「どうぞ〜、いらっしゃい」と入り口から外に声をかけている。

このおばさんの日本語は愛想がない。中国人らしい。

後から来た客を「いらっしゃいませ〜」と迎えるのは日本語だけど、オーダーや奥の店員に声をかける時は中国語。

料理はすぐに運ばれてくる。

 

隣の席には若い男女。学生らしい。

デートか。いいね〜。話し声がしっかり聞こえる距離。

 

お姉ちゃんに、料理を写真に撮っていいですか?ときくと、困った顔をして何も言わずに奥にいく。

すぐにおばさんが来て「何ですか?」という。

同じことをきくと「ああ、いいですよ」。

そうか、あのお姉ちゃんは日本語が分からないんだ。忙しいのに悪いことをした。

  

料理はうまい。量が少ないけど味はいい。

腹が減っているので、料理が来るとすぐに食べ終わる。

  

チャーハンと杏仁豆腐が来て料理終了。

食べ終わったら腹一杯。もう少し食べられるけどまあOK。

 

店を出てホテルへの途中で奥さんはえびせんべいを買う。職場へのおみやげ。

歩きながら中華かりんとをみつける。袋入りだけど量が少ない。

それならさっきのえびせんべいの店に上げたてが売ってた、と私がいうとまた戻る。

中華かりんと1袋とごま団子のお土産、それから私が上げたてごま団子を食べたくて1個買う。

コンビニで2Lのウーロン茶を夜食のパンを買ってホテルに戻る。

 

ごま団子はうまいけど油っぽい。えびせんべいを奥さんはポリポリ。中華かりんとも油っぽい。1個で十分。

久し振りに歩いて疲れたので着替えてベッドに入る。奥さんはテレビを見る。

今日は風呂はいいか。横になって家から持ってきた地域新聞を眺めていたら眠くなって、めがねをかけたままウトウト。

そのまま入眠。

 

12.18(日)

目が覚めたら0:20.

4時間近く寝たのか。窓の外は店のネオンが消えて静か。

 

昔から横浜は好きで何回も来ている。電車だったり車だったり。

中華街の中の行動範囲は大体いつも同じ。

中華料理の店がこれだけ集まっていて、何年も共存できているのが不思議。

 

日記の下書きを書いていると1:00、2:00を過ぎる。

奥さんは寝返りゴロゴロ。スタンドの明りで眠れないらしい。

スタンドにバスタオルをかけて明りが奥さんの方に行かないようにするけど、部屋が明るくなるのでどうしても光が届いてしまう。

その内奥さんが「眠れない。もう寝なよ〜」と言いながらトイレに起きる。

 

3:00を過ぎて横になり、小説を見ていても眠くならない。

その内、奥さんがいびきをかき始める。その音がおもしろくて、携帯電話で録画すれば音が残せる、と

枕元の携帯を手に取ると、ストラップの小さい鈴の音が鳴って、いびきが止まる。

あれま、敏感に反応するいびきだ。

どうせならデジカメで録画してやりましょ、とデジカメを枕元にスタンバイ。

小説を読みながら、今か今かと待ち構えていると、鼻息はするけどいびきにはならず。

もうちょっとという所で音が消える。そんなこんなで時間は過ぎて、5:00に消灯。

眠れなくてゴロゴロ。

 

私は昼の弁当を食べている。食欲がなくて昼休みに食べなかったけど、休みが終わる今になって食べ始めた。

コロッケはパサパサ。だけど食べておかないと後で腹が減る。

と、携帯電話のアラームが鳴る。7:00.

ちょこっとは寝たらしい。だけど眠い。

 

7:50奥さんの声で起床。外は快晴。

髪の毛が爆発状態なので浴室で洗髪。髪の毛が沢山抜けて流れる。こんなに抜けるんだ・・・。

さっぱりして着替えて中華粥を食べに出かける。

何年か前に食べた店の場所を覚えていない。フロントで「今の時間にお粥を食べさせてくれる店ってありますか?」ときくと

地図で教えてくれる。1軒だけだという。

 

地図を頼りに歩いていくとすぐ到着。

馬(マー)さんの店。店は混んでいて、奥の円卓で合席。お兄ちゃん二人と、年寄り夫婦二人が座ってる。

私は野菜粥、奥さんは鶏粥。両方とも550円。

間もなく運ばれてくる。やっぱりうまい。粥はやけどするほど熱々ではないけど、味はいい。

食べて満足。店を出るとお客が並んでいる。

 

これから八景島シーパラダイスに行く予定。その前にコーヒーを飲みたい。

喫茶店を探すけどやってる店がない。

何年か前に来たときに入った店がどこだっけ。ホテルの前を過ぎてまた中華街の中を歩く。

関帝廟からの道があって公園がある。20人位の男女が太極拳をやっている。

公園の前の三叉路を右に入って右側に喫茶店があったはず。あった。

まだ早いのか?ドアを開けておじさんにきくと、中でお待ちください、という。

この店は前回来た時奥さんも入ってる。けど奥さんは覚えてない。

店内の装飾は古いままっていう感じ。

  

コーヒーは酸味がきいていてうまい。

  

 

道の突き当たりがローズホテル。なんだこんなに近いじゃん。

途中に粥の店があって人が並んでる。前回食べた店はここ。営業時間が8:30〜になってる。

ホテルを出たのが8:00過ぎだったからあの時間にここはやってなかったってこと。

 

10:00頃に荷物をまとめてチェックアウト。

シーパラダイスへの道をきくと、高速入り口までの順路を書いた地図をくれる。

奥さんが地図を見ながらここを左、ここを左とナビゲート。高速に入って南へ。

天気が良くて富士山が見える。工場地帯に見えるキリン。

幸浦方面へ走って30分位で高速を降りる。

後は一般道を真っ直ぐ走ってシーパラダイスの駐車場に到着。

時間は10:30.

駐車場から200m歩いて海。そこから階段を上がってエスカレータを上がって橋を渡ってシーパラダイス。

天気は晴れてるし、風がないので暖かい。

 

八景島シーパラダイス

大人一人2700円。水族館とふれあいゾーンとイルカのトンネルの3つが利用できる。

入ってすぐにテレビのイッテQのコーナー。

チャンカワイがアマゾンから持ってきたピラニアと電気うなぎが展示されてる。ここは一部を展示。

  

順路に沿って回ろうとすると、奥さんがもうすぐイルカのショーの時間だから行こう、という。

建物の4階に上がってイルカのステージへ。

上から見るとプールにジンベイザメ2匹が泳いでる。まだ子供らしい。このプールでイルカがショーをする。

会場には子供連れが沢山。中国人の家族もいる。

最初はセイウチ。次がアシカ。

  

そしてイルカ。

  

30分のショーはあっという間に終了。

 

1階に戻って最初から水槽を見物。

  

アザラシがいたのでお尻を撮影。アザラシには尻尾がある。

クリスマスなので季節の装飾があり、小さい魚の上にグラスが積まれている。

  

ペンギンの水槽の前には親子。

  

大きな水槽では鯵や鰯が群れで泳いでる。ずっと見ていても飽きない。

  

  

  

 

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