チャット中毒 (13.7.27加筆)

ー迷惑行為、チャットの問題点、その2ー

      男性も被害にあう

 

はじめに

チャット中毒4では、初心者の女性が被害に遭わないように、

という目的でまとめました。

その後、男性も被害者になる場合がある、ということを知り、

追加することにしました。

実際に被害に遭った例を知りませんが、可能性としては考えられるので

想像が大部分ですがまとめてみました。

加害者が男性、被害者が男性の場合もありますが、

今回は加害者が女性ということで話を進めます。

 

女性のストーカー行為

一般社会には、確かに女性のストーカー行為があります。

映画で「ゆりかごを揺らす手」というのがありましたが、

人の受け取り方はさまざまです。

同じ設定場面でも、社交辞令やその場だけの会話と受け取るか、

今後の始まりと受け取るかはその人の自由です。

単なる親切を愛情だと受け取るのも勝手です。

関係が、その場だけにとどまらない場合が問題になります。

 

被愛妄想

相手が自分からの連絡を待っている、と思い込み、しつこく追いまわします。

こうなると、誤解を解くのが大変になります。

「それはあなたの誤解だ」と説明しても、

「それは相手の本心じゃない。そう言わさせられているんだ」という

妄想に拡大していきます。

そして、相手が冷たくなったと分かると、

逆恨みをして相手を攻撃するようになります。

はじめの思い込みが激しいほど、攻撃も激しくなります。

 

被害妄想

普通ならなんでもないやりとりなのに、

自分が傷つけられた、と受け取ってしまいます。

現実社会と違い、匿名で、自分の発言に対する責任が曖昧にできるのが

チャットの世界ですから、その気はなくても知らぬまに相手を傷つけている

可能性は誰にでもあります。

また、傷つき易い人、デリケートな人、敏感な人、いろいろな人がいます。

 

八つ当たり

相手には何も関係がないのに、

八つ当たりや腹いせ、気晴らしなどで、男性を困らせる場合があります。

ストレートな攻撃、悪い噂をばら撒く、などの他、

相手を翻弄する場合があります。

はじめは気のあるようなモーションをかけて、

途中からパタリと冷たくしたり、どうしたのかと興味を惹きつけたり。

好意と冷淡、困惑を繰り返して翻弄して楽しみます。

これは一般社会と同じです。

この他にも、誰々が何々を言っていた、といって

友達関係に不信を抱かせたり、

特定の男性を困らせる方法はいろいろ考えられます。

 

被害者が男性の場合

被害者が女性の場合と違って、相手を糾弾しにくいことが考えられます。

徹底的に追求して、加害者を追い詰めたとしても

一般に女性は弱い、というイメージがあり、

加害者である自分に同情・賛同する者をそばにつけるのは、

男性より女性の方が容易です。

被害者はこちらなのに、女性が被害者のような見方をされたら

やり切れません。

 

予防と対処

こういう場合もある、ということを分かった上で

チャットに参加するのが賢明でしょう。

 

誤解を招くような発言をしない。

ある程度相手のキャラクターがわかるまでは、慎重に対応する。

常連さんの忠告に耳を傾ける。

危ないと思ったら、深みにはまる前に撤退する。

信頼できる人に相談する。

 

あまりにもこじれてしまったら、

その部屋から撤退するのが一番いい方法でしょう。

 

あとがき

テレビゲームに子供が夢中になると、

テレビゲームがいけない、と言われ易いですが、

問題はテレビゲームではなく、そうした機械を使う人の使い方にあります。

使い方を間違えている人間の方に問題があります。

チャットは、楽しい反面、いろいろな危険性や問題点を持っています。

しかし、チャットそのものに問題があるのではなく、

チャットを利用する人間に問題があります。

「そんなに危ないならやらない」というのも一つの選択です。

この人は信頼できるか、と疑ってばかりいて、疑心暗鬼になってしまう。

そんな世界ならおもしろくない、というのも一つの判断です。

チャットで相手になっているのは、生身の人間です。

一般社会とは違いますが、全くの別物でもありません。

いろいろな考え方を持つ人が参加しているからこそ、

チャットのおもしろさがあります。

自分がチャットに向いているかどうか、を考えて

もし、向いていなければ無理をしないことをお勧めします。

 

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