パソコン画面を画像ファイルにする方法

はじめに

パソコンに表示されている画面を、画像ファイルにする。
これができるようになると、パソコンの世界が広がります。

この方法の活用例を以下に挙げてみます。

自分でテキストが作れる
パソコン操作を解説したテキストを見ると、
パソコン画面があって、画面の中のどこをクリックするとどうなる、など
操作の手順が書いてあります。
テキストを見て操作すれば、誰が操作しても同じ結果になる、というものです。

テキストには色々な種類がありますが、テキストを全部やってしまったらどうするか。
既成のドリルなどを用意して学習を続けることもできます。
しかし、それらはあくまで作成例です。

学習する人にとって身近な題材で見本の文書を作ると、作業の意欲が湧きます。
例えばワードで、近く行われるお祭りの案内文を作るとします。
講師が見栄えの良い文書を作って、完成例として生徒に見せて「自分なりに作ってみてください」
と提示する場合もあります。

この時、操作の正解はありません。結果が見本に似ていればそれが解答になりますが、
解答例としてこういう操作をします、という手順が作ってあれば説明が楽です。

では、どうやって手順を作るか、ですが、
画面のここをクリックするとこういう画面になります、と文字で説明するには限界があります。
読む側も疲れてしまいます。
テキストのように、パソコン画面があって操作方法が書いてあれば、目で見て理解できるので簡単です。

自分がパソコン操作をする場合の、その場面一つ一つを、パソコン画面の画像を入れて作る。
これができるようになると、テキストと同じような操作手順が自分で作れます。
この方法を知っていると色々な場面で活用できます。


人前で説明する
パソコン操作を人前で解説する場合、プロジェクターを使ってパソコン画面を表示して行うことがあります。
「ここをクリックします」と言ってプロジェクター画面の中を指やマウスで示して、
「するとこうなります」と言って次のパソコン画面が表示されれば、見ている側の人は同じ操作をできます。
しかし、プロジェクターを消した後ではもう操作画面を見られません。

パソコン操作を解説する資料を印刷して作る時、
パソコン画面の画像があって、画像の中に「ここをクリック」と書いてあって、
「クリックするとこうなります」と、次のパソコン画面の画像があれば、一目瞭然です。


離れた相手に説明する
パソコン操作を人に説明する場合、
パソコンを目の前にして操作しながら説明するのは簡単です。
しかし、離れた場所にいる人に、例えば電話などで「この画面でここをクリックするとこうなります」
と言葉で説明するのは大変です。
パソコン画像をメール等を使って相手に送り、その画像をお互いが見ながら、
「この画面の○○をクリック」と伝えると具体的です。


エラー表示内容の保存
パソコンを操作していてエラーが表示された時、 その内容をメモするのは大変です。
英語表示であったり、専門用語が使われていると、
そのエラーがどういう意味を持っているのか、がすぐにわかりません。
後で検索で調べたり、パソコンに詳しい人にきこうと思って紙にメモをするのは大変です。
エラー画面を画像として保存できると後で簡単にエラー内容を確認できます。

その他、色々な場面で「パソコン画面を画像としてファイルにして保存する方法」は便利です。



パソコンの画面を画像ファイルとして保存・加工するには、 プリントスクリーン機能とペイントソフトを使用します。

プリントスクリーン機能とペイントソフトはwindowsパソコンには標準装備されています。

※この解説ページではwindows7のパソコン画面と、ペイントソフトの画面を使用しています。
　　Vistaでも同様の操作ができます。
　　98Se、Me、2000、XPでは画面表示が多少違いますが同様の操作ができます。


作った画像は写真画像と同じように、ワードやエクセル、パワーポイント等でも使用できます。

この解説ページの内容は、

以上です。

基本的な操作は限られていますので、繰り返している内に自然と身に付きます。

ここでは基本的な操作方法について解説します。
後は、自分であれこれと操作したり、インターネット上を検索してみてください。

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2012年9月14日更新