ホームページの作り方 その11 (24.3.19)(最終更新:28.5.28)(24.3.19)(最終更新:28.5.28)

ホームページ作成時の注意

 

ホームページ管理者

個人情報の扱い

管理者としてのマナー

メールアドレスの利用

著作権・肖像権

リンクの設置

素材屋等のファイルへの直(じか)リンクの禁止

掲示板利用上の注意

 

インターネットが現代のように発達していなかった一昔前では、

個人が不特定多数の公衆に向けて情報を発信することは簡単にはできませんでした。

電波で放送するには設備や放送局免許が必要であり、新聞や雑誌、本を出版するにはお金がかかります。

その他の方法で情報を発信しようとすると、住んでいる地域限定という枠のなかでミニコミ誌が限界だったかもしれません。

今では小学生でも自宅でホームページを作ることができ、日本国内はもとより、世界中に情報を発信することができます。

急速に発達したインターネット社会ですが、利用するには色々なマナーや決まりごとがあります。

常識的なことですが、ここであらためて再確認をしておきます。

 

ホームページ管理者

例えば、私がこのホームページを作って(作者)、インターネット上に公開する(公開者)とします。

この場合、私がこのホームページの管理者になります。

ホームページを作るのは業者など第三者に依頼して、それを公開するのが自分だ、という場合も、

公開した人がそのページの管理者です。

ホームページ管理者は、公開しているページの掲載内容について責任を負います。

 

個人がインターネット上でホームページを公開するには、

ホームページスペースを無料で提供しているサイトや、プロバイダーが無料で提供しているサービスを利用することになります。

この場合、そうしたサイトやプロバイダーの利用規約に同意してから利用します。

自分のパソコンでホームページファイルを作り、それらのサイトにアップロード(転送)して、インターネット上で公開します。

利用規約に反した場合は利用停止になることもあります。

利用規約には、

掲載内容について「公序良俗に反しない」「他者を誹謗中傷しない」「営利を目的にしない」など、細かく決められています。

ホームページ管理者はそのページに掲載している内容について、全責任を負います。

 

個人情報の扱い

ホームページは自分のパソコンの中で作成しますが、それをインターネット上に置いて公開する、ということは

多くの人の目に留まる、ということです。例えば駅の伝言板や、街中の電柱や壁の広告などと同じです。

そうした公衆の不特定多数が目にする所に、

個人名や電話番号、個人が特定できる写真などの個人情報を掲載することはできるだけ避けるべきです。

ホームページは他者に見える、というだけでなく、ページ内の情報を第三者がコピー(複写)することができます。

すると、掲載した本人の知らない場でそうした情報が独り歩きを始めます。

例えば、

Aさんが自分のホームページ内に、知人のBさんの顔写真と名前を無断で掲載した、とします。

それを見た第三者が、写真と名前をコピーして、他のサイトの掲示板に「恋人募集中です」と書き込んだ、とします。

その掲示板を見たBさんの知り合いが「Bさん、掲示板で恋人募集してるんだね」とBさんに話します。

Bさんには全く覚えのないことです。何故そんなことが起きたのか、を追求していったら、

Aさんのホームページに、Bさんに無断でBさんの顔写真と名前が掲載されていることが分かりました。

そこで、AさんはBさんに謝罪して写真と名前を自分のホームページ内から削除しました。

これで終わりでしょうか?

 

掲示板の写真と名前の書き込みはAさんには削除できません。

その掲示板の管理者に記事の削除を依頼することになります。

しかし、この掲示板を見た誰かが他の掲示板に同じ内容を掲載することも可能です。

こうなるともう対処のしようがありません。

最初は、悪意はなく、不注意で流出した情報でも、一度インターネット上に公開されれば無限に広がって行く可能性があります。

情報が独り歩きを始めると、もう管理できなくなります。

 

ホームページを作成する時は、

自分や知人、或いは他者にとって困る状況が起こる可能性がないか、を考えながら掲載内容を検討する必要があります。

せっかく自分でコツコツと時間をかけて作り上げたホームページなので、多くの人に見てもらいたい、という気持ちは分かりますが、

いたずらや悪用、情報の独り歩きなどの弊害を避けるためには、

個人のホームページの公開範囲の枠(個人が特定できないような内容)を意識するべきです。

 

個人のホームページ管理者の中には、

地域の情報を発信する目的で、個人名や連絡先、個人の写真などを掲載しているサイトも沢山あります。

しかし、それは情報の独り歩きや悪用されることを覚悟の上で、ということです。

個人の店や企業などは、所在地や連絡先を掲載していますが、それは宣伝効果を期待してのことです。

 

管理者としてのマナー

ホームページにカウンターをつけると訪問者数が数字で表示されます。

カウンターはcgi(シー・ジー・アイ)というプログラムでできています。

このカウンターを利用するには、ホームページ提供サイトで用意しているものを使うか、自分でcgiを設置するか、の2通りがあります。

カウンターとは別に、アクセス解析というものがあります。

これは、どういうドメインネームの訪問者が、いつ、どの位の頻度で訪問しているか、を記録するもので、

有料・無料それぞれのサービスサイトがあります。

アクセス解析を設置すると、訪問者のある程度の情報(ドメイン名、使用ブラウザなど)が分かります。

これらの情報は非公開が原則です。ホームページ管理者は訪問者の情報を安易に公開してはなりません。

また、情報交換の道具として掲示板があります。

ホームページを見た人からの意見を聞きたい場合や、閲覧者同士の情報交換用などに掲示板は利用されます。

掲示板もcgiプログラムでできていて、有料・無料のものがあり、無料のものでも、色々な種類があります。

無料の掲示板を大きく分けると、サービスサイトが提供するものと、自分で設置するものがあります。

どちらにしても、掲示板に書き込んだ人のグローバルIPアドレスが分かります。

ホームページ管理者は同時に掲示板の設置管理者でもあるので、こうした情報を見ることはできても非公開が原則です。

 

メールアドレスの利用

ホームページの掲載内容を見た人からの意見を聞きたい、などの理由で、連絡先メールアドレスをページに掲載する場合があります。

こうした時のメールアドレスは、できるだけフリーメールアドレスを使うようにします。

メールアドレスには

プロバイダーが提供するアドレスと、フリーメールアドレス、の2種類があります。

1)プロバイダーのメールアドレス

インターネットの接続契約をすると、プロバイダーからメールアドレスが提供されます。(中には提供しないプロバイダーもあります)

このアドレスは簡単に変更できない場合が多いです。

2)フリーメールアドレス

yahooやmsnなど、業者が無料で提供するメールアドレス。

これは登録や変更が容易です。また、1ヶ月間利用しないと削除されるなどの利用制限がついているものもあります。

 

インターネットで利用するメールには、迷惑メール、広告メールがつきものです。

プロバイダーが提供しているメールアドレスは、アドレスを変更するのが面倒な場合が多いので、

迷惑メールなどで何か問題が生じた時には簡単にアドレスを変更できません。

そこで、何か支障が起こってもすぐに捨てることができるフリーメールを利用する方が安全です。

 

また、自分のホームページに関連して知らない人とメールでやりとりする場合、

その内容は、特定の相手との情報交換ですから、必要な場合は自分の個人情報が含まれるかもしれません。

自分の個人情報をどこまで内容に含むかは、相手とのやりとりの中で自分で判断することになります。

個人情報は自分の手を離れたらもう管理できないものだ、ということを常に考える必要があります。

 

著作権・肖像権

既成のCDやレコード等の楽曲には、作者や制作会社などに著作権、著作隣接権があります。

アニメや漫画のキャラクターにも著作権があります。

芸能人や有名人の写真画像には、その写真を作成した制作会社やプロダクションに著作権があり、

写っている本人には肖像権があります。

個人のホームページで非営利だからといって、これらの権利のあるものを勝手に掲載することはできません。

著作権ありの楽曲に関してはJASRACという団体が著作権管理を委託されています。

有料で楽曲の使用許諾を得れば利用できます。

 

ホームページのBGM用に、midiファイルを無料で提供しているサイトがあります。

著作権フリーの場合もあれば、著作権表示を義務付けているサイトもあります。

 

リンクの設置

気に行ったホームページをリンクページにまとめて掲載する場合があります。

相手側のURLを表示してクリックするとそのサイトにジャンプすることを「リンクを貼る」「リンクを設置する」と言います。

例えば、同じテーマを取り上げているサイトのリンクがあると移動しやすくて便利です。

また、便利なサイト、よく利用するサイトなどを掲載することもあります。

リンクを貼る場合は、相手がリンクをどう扱っているか、が問題です。

「リンクフリーです」と表示されているサイトの場合は、「自由にリンクを貼って構いませんよ」という意味ですから問題ありません。

「リンクを貼る場合は掲示板で連絡を」と表示されている場合は、その指示通りにします。

勝手にリンクを貼られることを不快に思うホームページ管理者もいるので、相手の意向を確認してからリンクを貼ります。

通常はtopページ(トップページ)にリンクを許可する場合が多いです。

これは、各ページに直接リンクされるとカウンターを通らないので訪問者数が把握できないため。

また、各ページだけを利用されるのを防ぐためです。

どのページにリンクを許可しているのか、も相手の意向を確認する必要があります。

 

 

素材屋等のファイルへの直(じか)リンクの禁止

通常、素材屋の素材ファイル(画像や音楽)は、

一度自分のパソコンにダウンロードしてから、自分のホームページサイトにアップロードして利用します。

 

直リンクとは、ダウンロード、アップロードの手間をかけずに、素材屋サイトの素材に直接リンクを貼ることを言います。

例えば素材屋のページに写真画像が表示されている、とします。その写真画像にはインターネット上のURLがついています。

写真画像を右クリック、プロパティをクリックすると、URLが表示されます。

自分のホームページの作成画面で画像を挿入する時に、その素材屋の写真画像のURLを貼りつけると、

ページ内に画像が表示されます。これが直リンクで、禁止行為です。

 

素材屋を写真画像を10枚を例に考えてみると、

10人の人が全て直リンクをした場合、10枚×10人のサイト=100回、素材屋サイトにアクセスがあることになります。

100人が直リンクをすれば1000回になります。

これが無限に多くなっていくと、素材屋のあるサイトがアクセスに応じきれなくなってダウンします(サーバーダウン)。

だから直リンクは禁止行為です。

サーバーダウンになると、素材屋だけではなくて、素材屋を含めたホームページ提供サイト全体の問題になります。

原因を追及すれば、素材屋の素材に直リンクが設定されていることが分かります。

どこからのリンクかを調べれば直リンクをした側が誰なのかが分かります。

分からなければ良い、というものではなく、インターネットを利用する上で「直リンクはしない」というのはマナーです。

 

掲示板利用上の注意

インターネット上には色々な意見の人がいます。

好意的、常識的な人がいる一方で、攻撃的だったり、人の迷惑を考えない人も存在します。

掲示板に利用者同士を混乱させたり、迷惑な書き込みを繰り返す行為を「掲示板荒らし」と言います。

掲示板の管理者は設置した人ですから、自分の掲示板が殺伐とした内容でエスカレートした場合、

その対処を迫られます。

ホームページは一般的には公開されていて、誰でも閲覧できます。

しかし、親しい仲間内だけで利用したい場合には、パスワードを設定することができます。(※

掲示板にもパスワード設定ができるものがあるので、荒らし行為が繰り返される場合はそうした対処も必要になります。

 

(※:ホームページにパスワードを設定する方法には色々なものがあります。

「ホームページ パスワード設定」などのキーワードで検索するとヒットしますから、必要な場合は調べてみてください。

 

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ホームページの作り方 その1 準備編  
ホームページの作り方 その2 フロントページエクスプレスの使い方 @ フロントページエクスプレス(FPE)の起動/終了 1ページ目の作成
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ホームページの作り方 その3 画像処理ソフト ペイント の使い方  
ホームページの作り方 その4 フロントページエクスプレスの使い方 A 写真の挿入 表の挿入 写真の大きさの調整 写真の順番を移動する 表の作り方の色々
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ホームページの作り方 その11 ホームページ作成時の注意  
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